おそらくはそれでいい

よみものが足りないけれど本のかたちになっているものをめくる暇がなくて、端末で書くことを本職にしていないひとの文章をぽちぽちと読んでみている。最初は戸惑ったけれど面白いものもみつかるようになった。たからさがしのよう。 会話だけで話の展開をひっ…

すこしだけ、すこしずつ。

平成最後の(と書いておきたい気がします)年末のようです。 さて、どこから書き始めましょうか。 “なにかを選ぶということは 別のなにかを選ばないということだ” こうしてブログなんてものを書き始めたときにそんな恰好のよい紋切型の箴言みたいなものの風…

Self-dialogue

●ここからは対談形式になるということなんですが、うちのキノシタが「前回の“続く”はノープランだった」と言ってますが。 Hnk(以下、H):《続く》って書きたかっただけなんでしょうね。書いたらなんとかするようなところありますからね。へんなとこ律儀な…

Self-interview

--昨年末から忙しかったようですね そうですね。本当はこんなはずではなかったんですが、結果として以前よりも忙しくなってしまいました。最初は戸惑ったり、怒ったり、ひととおりの感情の流れがあったのですが、最近は少し受け入れはじめているところです…

目的地周辺ですがルートを外れました

じぶんの中には残るのだけれど、だれかにとっては意味も興味もないかもしれない、と思うものを何度か書いたことがある。特定の要素を隠すあまりに大事なことが伝わらない文章になってると後から気がついたり、身内ではすごくおもしろかったのに違うみたいと…

ながめる

ながめる、という言葉の意味を調べると 「眺める」ならば、 1 視野に入ってくるもの全体を見る。のんびりと遠くを見る。広く見渡す。 2 じっと見つめる。感情をこめて、つくづくと見る。 3 かたわらで成り行きを見る。静観する。 4 物思いにふけりながら…

いくつかの、ときどきの。

片隅を巡って流れていく断片を。 ■ メンテナンスみたいに体を伸ばしたり動かしたりする。ほんのちょっとの時間するだけでぜんぜんちがう。楽になるっていう強化刺激はすごい。意識しなくても気がつくとやってたりする。 趣味というのはがっつりやるもんだっ…

星うらないの使い方

自分から誰かに話すことはないことのひとつに「毎週、星占いを読んでます」がある。 血液型とかも、ちょっと冗談をまぶしてやっと話せるみたいな、なんだかそういう内容だってとらえてる。気恥ずかしがってみせたほうがいいものみたいって。 あたっても、あ…

説明

「説明」ということばの後ろに「つく」という文字がくっついたときに抱く個人的な感想は「説明がつかないもしくは説明という言葉を用いるのに相応ではない対象に対し、一時的にそうとしか解釈できないような状況があり、その仮説に基づいて当面の行動や判断…

点検と補修

類似した出来事に対しての行動が周囲と隔たっていたり違和感があることで違いに気づいて、そこで動作確認するみたいなことがときどきある。 なんらかの理由があることが確認できて、意識して選択したり目を凝らせば認識できるけれど行動はしなかったものなら…

十七行の散歩

たくさんやることはあるけど、もう今日はいいや。 自分に休みを作ろうとすることの不自然さとか無理さに少しひっかかるけど、そういうのちょっと置いておけるくらいの余裕と区切りならつけたはず。そういうことにしておこう。 いま音楽なんて聞いてて、近ご…

いま、そう思うから。

時の経つのが早くなっていく感じには嬉しくなるほうなのですが、数年ひと単位になってきていることにはときどき驚いたりもしています。そういえば再開したのって去年だった?って調べたらもう一昨年なんですね。(いえ、ひと月くらい前まではそれで合ってた…

昼休み型思考

昼休みにちょっと考えたことをみじかく書いてみたらいいんじゃないかなぁ。それくらいの感じもありかもなぁって前から思ってた。 昼休み型思考とでも言ったらいいような考え事って、ある気がしてる。 泡のように消えたり時間に流れていってしまう小さな思考…

相互不達

ひとつ書いたら、つぎつぎにでてきてしまったものたちです。 わかるよって、いいたかった わからないって、いえなかった わかるように、いいたかった わかってなんて、いえなかった なんでこんなことになったのか自分でもよくわからないのですが、でてきてし…

わかってなんて、言えなかった

そうですね、時々そういうことを仰って下さる方がいらっしゃいます。なにか、私の在りようにそう思わせてしまうところがあるのでしょう。お恥ずかしい限りです。 けれど、違いはあれど皆様それぞれ過去であり事情はお持ちなのですから、わたしだけが特別とい…

わかるように、言いたかった

ときどきっていうか、しょっちゅうあることなんだけど、思ってることと違うこと言ったり書いたりする。 文章の結びを「がんばります」にしてしまうのは作文のせいかもしれない。そうするとマルがもらえたから。レポートも報告書も、最後に努力・友情・勝利み…

わからない、って言えなかった

ときどきなんだけど、自分の好意に自信がなくなるんだよね。すごくいいなとかすきだなって思うんだけど、ちょっとざらっとした感じがあるっていうか。なんだろう?そのことそのものがいいっていうことの他に理由がくっついってるっていうかさ。それに気づき…

わかるよ、って言いたかった

ときどきなんだけれど、へんにわたしのことほめてくれるひとがいるの。 いつもわたしがほめられるようなところじゃない、ほんとつまんないことだけどちょっと自信がなかったり見てる人がいると思わなかったようなことをいいねってふんわりと言う。周りからち…

いろんなきもち

まとまらない断片と過程を。 『はやく、おおきく』 若く、ってあまり志向してない。子供の頃からずっと大人になりたかった。それは意味を変えていまも思ってる。そのときどきの年齢で七転八倒して喜怒哀楽を味わって、いろいろ得たり失くしたりしたい。いま…

誤りフェスティバル

このひとに、このはなしを。と、選んじゃってるところがあるかもしれない。 こうやって書いてみたらおんなじはなしばっかだなって後からよく考えてるから。 なんかさ、ちょっと難しいなって話を聞いてくれるとうれしくて続けてその話題ふっちゃって、相手は…

たりないのは、たぶん。

言葉や文字にするとき「こういうふうに考えた」というプロセスを伝えたがってしまうクセがあって、会話だと様々な理由から話したいことも端折ってしまう(というかそうした方がいいかなと思う)ことを少し残念とかさみしく感じる。 これは、誰かがその言葉に…

希望的観測

ときどき、無性になにかを書きたい期がきます。 逃げてのこともあれば、溜めたなにかがあふれる感じだったり、忙しかったり余力がないのに無理してでも書きたくなって結局、公開するボタンを押せなかったりなんかもあって、それ込みで「よきかな」と思ってい…

浮かんでは消えてく泡みたいな気持ちを残したくなって、でも大好きなキーボードを叩く暇もない。書きかけてるものあるけど、なにが書きたかったのかどんどん忘れていって、思い出してそうだったとか、これもあったとか、いや、こういうことだったかもって考…

きざはし

兆しみたいなちいさな気づきが梯子みたいになって、あたらしい景色をみせてくれることがあると、これより楽しいことって他になにがあるっていうの?(いやない)って飽きずに思ってる。 だけど、最近はこんなふうに強く気持ちが動いちゃうと少し考えてしまう…

間(あいだ)

感想って、あんまり上手く書けないって思ってる節がある。 …んですが、今日久しぶりに天気がよくって、なんだかいま気持ちのよい音を聞いてるからちょっと書いてみようという気持ちになりました。 この間、トーチソングエコロジーを読んだんです。表紙の眼鏡…

いま、そう思うなら。

ときどき書くので、毎回どうやって書いてたっけ?とすこし考えて、画面の前でキーを叩いて、結局なにも残らなかったりするのですが、それ込みでやっぱりすきです。 書くことの難しさや、書くときに少し背筋を伸ばして自分と向き合う作業が好きで、ブログを通…

branch off or beneath the surface

電話を切ったら隣で聞いていたひとが「いま鳥肌立ちました。すごいですね!」と言うので、相変わらず褒められると瞬間、身構えて落ち着かなくて不安と恐怖を覚えることに気がついてちょっと笑った。 褒め言葉は額面通り受け取らない。美辞麗句を信じない。浮…

その途中

画面越しにいろんなひとがこれはすごいとかおもしろいと紹介するものを見かけたり、誰かからこれはオススメとか聞いたりしたとき、そうだなって思えるものもそんなにってものもある。 自分の感じているものに自信がない頃は「それがわからないならがんばらな…

ようこそどうぞはじめまして

「たのしみ」への重みづけが変わったのはこの1,2年くらいのことで、それまでは楽しいと感じたりされていることはなんでも「余力」とか「余暇」の中でするものなんだって認識してた。 するべきこと、なすべきこと。社会生活を支える上でどうしてもしなくて…

意義素

タイトルを類語辞典で検索して決めることがたまにあって、今回は「違和感」で検索したけれどなんかちょっと違って、次に英語に変換してみたけどなにかぴったりくる感じでもなくて、ふと「サイン」で出ないよなーとか思いながら検索してみた類語の説明にあっ…